町家調査初日、鉾町

13日、下京区、第一回調査。祇園祭りでにぎわう鉾町です。

私の担当区域は
北が仏光寺通り、南が松原通り、東が新町通り、西が西洞院通


もうひとつ北側が祇園祭りで一番混雑するエリアです。
そこには、杉本家住宅(綾小路通新町西入ル)も。。。残念。
昼食のあとに、専門調査員の方に案内してもらった細道。知りませんでした。
四条通りから杉本家の裏を通り、綾小路通りへ抜ける異空間。
オフィス街の真ん中に、こんな場所があったのです。



今回の調査エリア、祇園祭りでは仏光寺通りから向こうへは行かないし
自転車で通ることはあるけれど、ゆっくり歩いたのははじめてです。



一番遠いところから、調査をはじめたら
「管大臣神社」http://kaiwai.city.kyoto.jp/search/view_sight.php?lang=ja&InforKindCode=1&ManageCode=1000036
が。。。いい雰囲気。
境内は石畳で、仏光寺通り・新町通り高辻通りの3ヶ所に入り口(通り抜けできる)


高辻通り入り口


神社の境内に一軒、こだわりの瓦が目立つ家が。。。





「管大臣神社」、お気に入り登録です。



この界隈、ところどころ古い路地が残っていますが
ビルの谷間に残った住宅が、他のエリアでは見られなかったもの。。。
住人には失礼かと思いますが、屋上から見てみたくなりました。


もうひとつびっくりしたのが、一回部分を取り払った住宅?
奥の庭まで壊せば、確かに広い駐車場が生まれます。



今回調査した区画
商業の中部と、ローカルな地域とが松原通り前後を境に混在している地域。
京都のエリア社会は健在だとの実感です。


学校の跡地は不思議な空間


こんな看板住宅が残っているのも楽しめます。

町家保存、熱心に活動されている方には目障りかもわからないけれど
隣のシンプルモダーンとの対比が絶妙。。。

観光客の目線でみれば素敵な街並みではないでしょうか。
壊すには惜しい光景です。



西洞院通りに、町家を改装したと思える建物が「貸し家」表示。
町家ブームへの警鐘ではないかと感じます。。。



最後に。。3階建て住宅を紹介。