葵祭りの色重ね
招待券を頂いて、、。自由席なので先着順。
10時半開始なのですが、前列確保の為8時すぎに行きました。
このお祭りは観光イベントでは無く、
天皇の勅使が下鴨、上賀茂両神社で天皇の祝詞を読み上げお供えを届けるのが目的の行列。
(古くは「加茂祭」と呼ばれ、江戸時代の元禄7年の再興以降「葵祭」の名に)
神社の行事ではないので、祭と呼称されますが、お神輿などは登場しません。
音もなく。。行列を見るだけです。
どこを見ると飽きないか。。それは衣装。
開始前にアナウンスされた説明では、平安時代のものではなく(残っていないから)
元禄7年の再興後の行列衣装とか。。
傷んで新調するときは、古いものに忠実に再現しているそうです。
女性の衣装は、同じものは少なくて。。
古い時代に化学染料はないから、すべて草木染め。
やわらかな色合いが、晴天の日差しに映えています。
平安時代の色重ねがこんなものだったと、理解できます。
沢山の写真があるので、Picasaアルバムにアップしました。
スライドショーにするとアニメになります。
http://picasaweb.google.co.jp/fumi.fumi.san3/XKPAzH#
※マックでは見られません。
過去の日記で、説明を入れています。
2007-05-15 http://d.hatena.ne.jp/fumi3_blog2/20070515
こちらも併せてご覧ください。
すっきりとした青空です。
椅子の無いスペースは子供たちのものでした。
スタートは、皇宮警察が先導
飽きそうなところに、ちょっとメリハリ。タイガースや!!で、観客が湧きます。
大きな傘、一人で持つのはたいへんです。
八瀬童子が代々担当されています。
馬に乗っている人も、先祖代々の官職をこの日だけ引継ぎされての参加です。
本日の主役 「勅使」
華やかですが「馬がかわいそう」の声が聞こえます。
馬に鈴を掛け、仮面をかぶらせて、賀茂へと走らせ、祈願を行ったことにより、天災や疫病などが収まったことから、行われるようになった。
この馬の登場で、一番観客が湧きました。
とても大きな、迫力のあるお馬さんでした。
「斎王代」の登場です。